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サイト内検索ログを確認し、Webサイトの改善のヒントを得る

目次

弊社ではAIを用いたサイト内検索システムを提供しています。お客様との関わりの中で、サイト内検索の利用状況や課題をお伺いしますが「何となく設置している」「管理をしていない」「検索ログを確認していない」といった方が多い印象を受けます。

サイト内検索とは-1

※サイト内検索とは、上記のような虫メガネマークであったり、Google検索のような枠のことを指しています。

検索ログを確認すると、訪問者の意図が予想しやすくなる

早速ですが、サイト内検索ログを確認するメリットはWebサイト訪問者の意図を予想しやすくなる、という部分にあります。弊社サイトに設置しているサイト内検索のログを確認してみます。赤枠部分が実際にWebサイトの訪問者が入力した検索文です。

検索ログ-1詳細についての説明は省略しますが、AI検索では、キーワード検索に加え、文章での検索が可能です。Webサイトの訪問者がどのような意図を持って検索をして、どのような情報を求めているのか、というのが文章だと、より明確に表れます。

AI検索のログイメージ

意図が把握できる、というのはあくまでサイト内検索の管理者側のメリットです。実際に検索を使う側のメリットは、分からないことをそのまま文章で検索ができて、しっかりと検索結果が返ってくる、という点となります。AI検索の詳細について、ご興味がございましたら下記をご覧ください。

参考:AI検索とは?サイト内検索としての活用をご紹介

検索ログをWebサイトの改善に生かす

検索ログを確認することで、Webサイト改善のヒントを得ることができます。Webサイトを運用していると、ついつい運用者側の目線でコンテンツを作成してしまうことがありますが、ユーザーがどういった情報を求めているのか、という目線を持つことが重要です。検索ログを活用したWebサイトの改善の方向性としては大きく分けて2つの方向性があります。

  1. 不足しているコンテンツを作成する
  2. コンテンツへのたどり着きやすさ(ユーザービリティの改善)

1. に関してはよく検索されているが、それらの検索(=疑問)を解決するようなページが存在しない場合、疑問への解答となるコンテンツ作成をしてあげることで、Webサイト訪問者のニーズを満たすことができます。実際にこのCogmo Blogにおいてもサイト内検索のログを確認し、Blog作成のヒントとして活用しています。

2. に関しては、Webサイトの訪問者が自分が求めている情報にたどり着いているか、という観点での改善です。例えば、似たようなことがよく検索されている場合、訪問者が求めているコンテンツであると同時に、そのコンテンツまでの導線が分かりづらいが故にサイト内検索を利用しているケースも考えられます。このような場合、分かりやすい場所にコンテンツを配置するといった導線整理やサイト内検索が自体が頻繁に使われているようであれば、性能が高い検索システムを採用し、サイト内検索を主体としたWebサイト設計をする、といった選択肢もあります。

まずはサイト内検索ログを確認するところから

このような形で検索ログにおける訪問者の意図(ユーザーの声)を活用することで、サイト訪問者のニーズのキャッチアップや、それらを生かした改善が可能です。サイト内検索を利用しているが、検索ログを確認したことがないという方は、まずは一度検索ログを確認してみることをおすすめします。自社の営業・マーケティング活動における、ヒントがあるかもしれません。

弊社では『Cogmo Search』というAI検索システムを提供しております。Cogmo Searchではどういった文章で検索がされて、結果的にどのURLがクリックされたのか、を簡単に見ることができます。(検索ログを確認するのに時間がかかるであったり、管理が難しい、というシステムもあるので、簡単に参照できる、というのも重要なポイントです。)

現状、お使いのサイト内検索に課題をお持ちの方はご相談お待ちしております。

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