今回は、私たちのAIチャットボット『Cogmo Attend』で不動産物件を検索してみます。
数ある不動産物件の中から自分の目的に沿った物件を探し出すには、複数条件での絞り込みが不可欠です。『Cogmo Attend』ではチャットボットとの会話の中で、条件を絞り込み、チャットボット上で検索結果を提示することが可能です。実際にデモ画面を用意しましたので、それを用いて活用イメージをご紹介します。
不動産物件の検索に限らず、何かを探す(検索する)うえで、条件を追加して絞り込むというシーンを想定しながら読んでいただけますと幸いです。
自然文入力で物件を検索してみる
ここからは実際のチャットボットのデモ画面を元にご案内していきます。
早速ですが、上記が実際のチャットボットの画面です。
まず①では目的の条件を自然文でします。
この一文の中には要素として
『3000万円』という購入金額
『3LDK』という間取り
『池袋』いう駅
という3つの要素が含まれています。
先ほどの自然文入力に対するチャットボットの応答が②となります。
一文の中にあった3つの要素をそれぞれ『金額』『間取り』『最寄り駅』として認識しております。
今回は3つの要素でしたが、条件が多い場合などもあるかと思いますので、そういった場合はボタンによる選択肢も活用しつつ、いかにユーザーが使いやすいか、というところに重点を置き、会話を設計していきます。
条件がそろった段階で③のように物件の検索をします。今回はあくまで不動産物件が対象となっておりますが、その他の分野・対象にも活用可能です。弊社ではファイル検索システムも提供しておりますので、外部だけでなく、社内のイントラサイトに置いてあるファイルなどの検索も可能です。
先ほどは一文の中に必要な要素がすべて含まれておりましたが、実際のユーザーがチャットボットを利用する上で、一発でこちらの期待通りに入力をしてくれることはなかなかありません。
④では敢えて、最寄り駅、という要素が抜けている状態で入力をします。
それに対し、チャットボットが最寄り駅についての要素が足りていないですよ、と聞き返しをすることで要素の補完をしてくれています。
先ほど足りていなかった最寄り駅をチャットボットに返すと、次の段階へと進みます。
⑤のように『池袋駅でお願い』といった口語に近い入力でも認識可能です。
以上が不動産の検索で活用した際の会話イメージとなります。あくまで上記で紹介したような会話の流れは、一例となりますので
- 利用するユーザーのリテラシー
- 利用者の属性
などを考慮しつつ、弊社より会話の設計から実際のチャットボット構築までご提案が可能です。チャットボット導入におけるご不明点は下記もご参考にしていただけますと幸いです。ご不明点ございましたらご連絡お待ちしております。