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チャットボットで多言語対応、英語対応の事例など

目次

チャットボットで多言語対応したいというご要望をよくいただきます。国内のみならず、国外にも拠点をお持ちのグローバル企業や、インバウンド事業に多言語対応を活用したい、といった形でご要望は様々です。

弊社ではIBM Watsonを活用した『Cogmo Attend』というAIチャットボットを提供しています。『Cogmo Attend』で多言語対応する場合、大きく分けて2つの方法があります。

① 翻訳API(例:Google翻訳など)を利用して多言語対応

② 翻訳済みの言語をチャットボットに学習させ、多言語対応

2パターンどちらの導入実績があるので、両パターンを比較したうえで、メリット・デメリットをご紹介します。多言語対応を想定されている方は、自社の状況を照らし合わせながら、最適な多言語対応をご検討ください。

多言語対応①:翻訳API利用するパターン

翻訳APIを使うメリットは、②のパターン(翻訳済みの言語をチャットボットに学習させる)と比べるとチャットボットの構築コストが低いことがメリットとなります。入力された言語に応じて、自動で翻訳をしてくれるので、日本語の会話を設定するのみで多言語対応が可能になります。

チャットボットで多言語対応した時のイメージ

対応可能な言語数は連携するAPIに依存します。例えば、Google翻訳ですと、100以上の言語に対応ができます。

多言語対応時の仕組み

多言語対応の仕組み、管理画面では日本語で会話ログが表示されます。

多言語対応②:翻訳済みの言語でチャットボットを作成するパターン

自動翻訳よりも質の高い回答を返すことができるのが②のメリットです。正確性が求めれらる場面などで採用されます。ただ一方で、言語を翻訳する作業が発生します。複数言語の対応となると時間とコストがかかります。また、対応できる言語は、チャットボットに搭載されているエンジンに依存します。先ほど、ご紹介した通り、弊社のAIチャットボット『Cogmo Attend』はIBM Watsonを採用していますので、英語や中国語などにも対応していますし、その他の言語にも対応しております。詳細は下記よりご確認ください。

参考:Watson Assistantで対応できる言語一覧

チャットボットで多言語対応化した事例

三井ホテルマネジメント様では39箇所(2022年10月現在)のホテルにて、日・英2つの言語に対応しているチャットボットを提供しております。日・英を中心によくある質問のお問合わせが増加したため、業務効率化を目的にAIチャットボット『Cogmo Attend』を採用していただきました。また三井ホテルマネジメント様では②のパターンで多言語対応を実現されています。詳細の事例にご興味がありましたら、下記よりご覧ください。

多言語対応事例:三井ホテル不動産マネジメント

多言語対応事例:考察と分析が生んだ、行き届いたおもてなし~AIチャットボットだからできた、ホテルのホスピタリティ~