Cogmo Blog

ごみ分別案内チャットボットについて思ったこと

こんにちは。

つい先日、友達のお家にお邪魔した際、プラスチック系のゴミ分別に迷ったとかなんとかで、自治体が導入しているチャットボットを使い、分別の判断をしていました。自分の住んでいる自治体ではそういったサービスはなく、判断に迷った際は、まずは紙の資料を眺めて、それでも悩む場合はWEBで検索をする、という流れが基本です。ゴミの分別は大枠の捨て方は提示されていても、細かいところで判断に迷う場面があります。そういった場面でチャットボットに質問をすればすぐに解決できるというのは非常に便利です。

また、紙の資料を参照せず困ったときの第一歩としてチャットボットを開いていた友達を見るに、しっかりと窓口としての役割を果たしていました。

ゴミ分別はチャットボットじゃなくても

ただ、一方でゴミ分別に関しては会話(チャットボットとのやりとり)は必要ないのでは、とも思います。分別に悩んだ際に、その対象であるゴミの名前を入力して、結果を表示してくれさえすれば、それで十分な気がします。ですが、例えばゴミ分別以外にも、関連するお問い合わせ対応を想定している場合、チャットボットをインターフェースとし、ゴミ分別の検索もできるし、お問い合わせもできます、いった方法は有りかと思います。

参考:AI検索の活用方法について

チャットボットのご相談をいただく際、お問い合わせを減らしたい、といったいわゆる省人化のご要望が大半です。チャットボットを導入することで、お問い合わせ対応が進むかと、言われると簡単に「はい」とは答えられません。あくまでチャットボットという窓口が増えただけで、省人化にまでは至らなかった、というケースもございます。

では使われないチャットボットにならないためにはどうするか、ということについてですが、そもそもの部分で、チャットボットというソリューションにとらわれ過ぎないのが大事です。

お問い合わせ対応という課題に対しても、AI検索システムであったり、FAQシステムであったり、、様々な視点での解決が可能です。ユーザー目線で何を求めているのか、というのを改めて考えた上での、ソリューション検討をおススメします(当たり前のことですが難しいです)。

参考:チャットボット導入を失敗に終わらせないためには

弊社では導入目的の策定や導入以前の段階部分からご相談を受け付けております。弊社で対応できないような領域に関してはパートナ企業と協力しつつ、ご提案も可能です。

ご興味がございましたら、ぜひご連絡お待ちしております。

お問い合わせはこちらから