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AI=「利口に育つ」、AI≠「元々お利口」

Cogmo Attendサービスに、AI成長を担う「運用」が追加されました!

Cogmoチームでセールス&マーケティングを担当している星です。娯楽が制限されている近頃は、庭の紫陽花や、発芽したばかりのちゅら瓜が伸びるのを楽しみにしています。

これまで、「AIチャットボットを自社運用したい」というご希望が多く、私たちからAI学習のさせ方などをお伝えして、運用はお客様がおこなわれるプロジェクトが多々ありました。
ところが、2~3年経つと、担当者が変わって引き継ぎが出来なかった、思った以上に運用時間がかかってしまう等、課題を抱えるお客様も出てきました。
また、そもそも「AIを入れるから、導入以降は手をかけなくてよい」という勘違いをされている方もいらっしゃいます。

AIは、24時間/365日で稼働できますし、同時に多人数の応答が出来る上に、疲れません。
それだけでも助かる面は大いにありますが、よりAIチャットボットのパフォーマンスを高めるためには、運用(AIを成長させる工程)が一番重要です。

AIは、元から優秀なのではありません。

AIは、ちゃんと育てると人間以上に優秀になります。育ててこそです。

いまだにそこの事実を私たちが上手く伝えられていないのかも知れません。すみません。
では、AIチャットボットの運用とは、どんなことをやればよいのでしょうか。標準的な「チャットボットの運用で考えること、やるべきこと」をあげてみました。

  • ログの満足不満足のレポート
  • ログの目視での正誤確認
  • 入力リテラシーの向上施策実施
  • 不足しているFAQの用意
  • 会話傾向から重点を置くべきFAQの用意
  • よくある質問へのショートカット
  • 答えてはいるが文章変更での理解促進
  • ストレスのない文章への編集
  • 必要な分岐・踊り場の設定(シナリオの最適化)
  • マニュアルの向上と周知・教育
  • 誤答の学習改善
  • 改善内容のリリース
  • 改善の前後での変化確認
  • 問い合わせではなく依頼への対応検討 etc


…たくさんありますね。詳細作業に分解するともっとありそうです。
私たちはAIチャットボットに5年間も寄り添ってきて、運用実績も経験も豊富です。効率の良い育て方も知っています。
そのノウハウを初期に移管する方法だけでなく、継続的にご提供可能にしたことで、お客様には「本来やりたかったこと」「次の施策」に取り組んでいただけるようになりました。

今回、ミニマムの運用プランとして月額10万円でサービス化したところ、早速、チャットボット運用のご依頼が増えました。
やはり、AI育てるのって慣れないと大変ですし悩みを抱えますよね。子育てと一緒です。(二児の母)
ワンオペ育児ならぬ、ワンオペAI学習で負担をかかえる前に、是非プロにお任せください。

※もちろん、軌道にのったところで自社運用への切り替えも大丈夫です!