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Cogmoチームでセールス&マーケティングを担当している杉山です。
今回は、「AIの得意なこと苦手なこと」について書こうと思います。
先日某テレビ番組で、AI技術を使い有名司会者のクローンを作成するという企画を見ました。放送当日までに作るという目的でしたが、今のAI技術では難しく、タレントさんは少しがっかりしていましたが、私的には、コミュニケーションが取れていたので、短期間でここまで高精度のものを作成するのはすごいなと感じました。
AI技術の期待値に差があるなと感じたので、言語AIの得意なこと苦手なことをまとめていきたいと思います。
言語AIの得意なこと
- 大量のデータの学習・記憶・判断
AIは1回覚えさせたら忘れることはありません。解答スピードや正確さを得意としています。 - 24時間365日稼働できる
コールセンターですと、問い合わせを受け付ける時間が決まっていますが、
AIに対応させると夜中でも、お正月でもいつでも回答を返すことができます。 - ビックデータを分析し、最適なものの提案ができる
例えば新しい広告を作成する際に、AIに過去の広告テキストをたくさん学習させて、どのような文章で、どのような単語を使ったら効果が高い広告になるのか、提案することができます。
言語AIが苦手なこと
- 人の気持ちを汲み取ること、創造作業
表現の揺らぎは吸収することはでき、文章から「怒っている」などの感情分析もできます。ただ、そこから、丁寧に対応しようなどの判断や、いつもの解答ではなく文章を新たに作り提案しようと判断することは、予め登録がなければ今のAIでは難しいです。 - 学習していないものに判断
学習していない回答や質問には判断することができないので、未学習のものは定期的に学習させることが必要になります。 - 0を1にする作業
沢山のデータの中から、組み合わせて新しい解答を返すことや、小説をタイトルから構成
までAI自ら考えだすことは難しいです。
得意・不得意を踏まえて、AIが向いているもの
上記のようにAIにも得意・不得意があるので、AIに変わりに任せる方が早い仕事もあれば、人間が判断をおこなった方がいいこともあります。
AIに向いている業務は、
- 勤務時間外の問い合わせ一次対応
- 効率的な文章検索(webやファイルサーバーでの全文検索)
上記のような業務はAIに任せて、考える業務は人間がやるなど、AI導入を上手に活用することで、業務効率化や課題解決につながります。
今回は以上になります。
弊社もAIを使ったチャットボットとAIを使った検索サービスを提供しています。
デジタルを使って課題を解決したいとお考えの方、DX推進でお悩みの方、
お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。