この度、株式会社アイアクト(東京都千代田区、以下「アイアクト」)取締役 CTO 人工知能・コグニティブソリューション部長の西原中也が、IBMのテクニカル・コミュニティへの貢献を認められ、Data & AI部門でIBM Champion for 2025に認定されました。2022年から4年連続の認定となります。
西原は、人工知能・コグニティブソリューション部を発足、2016年3月からIBM Watsonを利用し、会話ロボットの製造(音声認識、自動応答、発話)、AIチャットボット(※1)・AI文書検索(※2)の製品開発と提供、文書解析・探索の支援を行い、それに必要なWatsonの技術支援、ハンズオンワークショップの開催などを行って参りました。
昨年は、ChatGPTをRAGで利用することにおいて、ベクトル型検索ではなく、ランカー型検索であるWatson Discoveryの優位性を広めることに貢献しました。
他にも一昨年に引き続き、松江工業高等専門学校にて「データサイエンス概論」の特別授業を受け持ち、高専生にAIが言葉を扱うことについて講義も行いました。
2024年の主な活動
・松江工業高等専門学校「データサイエンス概論」特別授業
・RAGにおけるDiscoveryの優位性、企業のChatGPT利用の現実解について(IBM Community内での記事執筆)
・上記に関するIBMユーザコミュニティでの発表、イベントでの登壇
・茨城県庁にて生成AIの利活用のポイントに関する講演
など
アイアクトは、本年も西原のIBM Championの活動を支援することで、企業のサービス活用、技術活用が促進され社会がより豊かになることへの貢献を行って参ります。
●西原コメント
『テクノロジー浸透と改善を行うことで広く社会に知識と経験を還元』を指針に2024年も活動してきました。
生成AIの登場とその進化スピードの速さによって、どのようにAIを活用すべきかということについて、現場だけではなく、経営層も混乱していると感じています。2025年も技術論に終始せず、どう業務に適用するのかをお客様と共に考え、そこで出たテクノロジーへの要求をIBM製品やユーザコミュニティにフィードバックしていきたいと思います。
●IBM Championとは
IBMのソリューションやソフトウェアについて、記事執筆、セミナー・技術勉強会・イベントなどでの講演、ハンズオンワークショップの講師、ユーザグループのリードなどで優れた貢献をしたテクニカルなリーダー(Developer Advocate)です。
※2024年では世界で1155名、日本では38名が認められております。
※右のバナーは2024年のものになります。
※1:AIチャットボット『Cogmo Attend(コグモ・アテンド)』
※2:AI検索『Cogmo Search(コグモ・サーチ)』