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チャットボット選定の大事な視点

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Cogmoチームでセールス&マーケティングを担当している箱崎です。

日々、チャットボット導入をご検討のお客様とお話ししている中で、
チャットボットの比較項目を埋めることに注力しているお客様をお見受けします。

これ、結構やってしまいがちなんですよね。

価格、AI搭載有無、導入後のサポート有無、拡張性など、
確かに、それらを把握することは大事です。

ただ、比較表の前に、もっと大事なことがあります。

それは「チャットボット導入の目的」「自社の状態」を明確にすることです。

●チャットボット導入の目的
「なぜ、チャットボットを導入するのか。」
「チャットボットで何を解決したいか。」
「チャットボット導入後の展開をどう考えているか。」

社内用か社外用かはもちろんのこと、
社内用は社内用でも、例えば、人事業務を自動応答したいのか、
それとも事業の業務サポートにチャットボットを使いたいのか、
チャットボット化の対象を明確にする必要があります。
それは、ある程度定型化できる人事業務に対して、
業務サポートの場合、会話のフローをその業務にあわせて柔軟に変更できる必要性があり、適するサービスが変わってくるためです。

そして、チャットボット導入後の展開をどのように考えているのか。
その領域のみのチャットボット化でよければ、その範囲の中で検討すればよいですが、
最近は、チャットボットをDXの入り口と捉えて導入検討するお客様も増えております。
先の展開を考えているのでしたら、それに耐えうるツール・サービスであるべきで、
適するものも変わってきますので、先の展開も見越した視点も持つべきでしょう。

●自社の状態
「チャットボットに登録するFAQはあるか。」
「そのFAQの数や種類はどのくらいあるか。」
「導入・運用における人員のリソースはどれくらいあるか。」
「自社で運用しようとしているのか、運用をお願いしようとしているのか。」
「利用者との主なコミュニケーションツールは何か。」

FAQの数や種類によっても、適するサービスは異なります。
詳しくは、チャットボットの壮絶なる闘い「AIか、ルールベース(非AI)か」をご覧ください。
また、自社で運用するリソースがあるのかどうかも重要です。
それによって、構築や運用をお願いするのか自走するのかも変わってきて、
自社に合ったサービスも変わってきます。

「チャットボット導入の目的」と「自社の状態」を明確にすることは、
「重視ポイント」を明確にすることと同義で、
その上で自社課題に沿った比較表は有効ですので、是非、2つの視点を意識してみてください!

もし、ご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください!