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Cogmoチームでセールス&マーケティングを担っている星です。
チャットボットの自動学習、についてです。
自動学習、と聞くと、誤答を勝手に正答に差し替えてくれる、更に、何も手を加えなくてもどんどん賢くなっていく、という漠然としたイメージを持ってしまいがちです。ここでいう「正答」や「賢くなる」については色々なご理解があると思いますが、基本的には用意した回答の中から優先順位の高いものを出す、ということにすぎません。新たな文章を正答として作り出すのは、現在はどのAIも不可能です。
複数の回答を出して、3つ目の回答が一番多く選ばれれば、それを「正答」とみなし繰り上げ、一番最初に提示する、などが現在の自動学習です。
自動学習とつくと、チャットボットの運用が非常に楽なのではないかと思いますよね。
確かに放っておけるかもしれませんが、与えた情報以外に回答が増強するわけではないので、的確な答えに導けないまま、使えないまま、利用率が下がっていくでしょう。
私たちは、AIチャットボットを「生まれたてのこども」と表現することがあります。
人に伝えるためのコミュニケーションとは違った、AIが理解しやすい言葉にして覚えさせます。もし間違った答えを出したら、なぜ間違ったのか考え、正しく覚えさせます。そして全く新しい質問や指示があれば、最適な答えをまた覚えさせます。
チャットボットは成長します。生まれたら終わりではなく、育て続けることが必要です。
賢く、人に近いコミュニケーションが実現できるようになったチャットボットは、利用率が上がり、24時間365日、一度に多数の質問に答え続け、人では到底なし得ることの出来ない成果をあげることが出来るのです。
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