Cogmoチームでセールス&マーケティングを担っている星です。
アイアクトでは、自社でのAIチャットボット運用を計画されているお客様に、ハンズオンでのWatson学習支援レクチャーを実施しております。
実際、私も2ヵ月に1回くらい、アシスタントでレクチャーの現場にいます。
こちらのレクチャーは、ツールの機能説明や操作方法だけと思われがちなのですが、それだけではないのです。
チャットボットで最も大切な「自然なコミュニケーションの流れ」を意識した会話設計や、人が理解する言葉ではなく、AIが理解しやすい言葉の分解や構築の仕方、AIのクセなど、改めて小学校で習った文法などを例に用いておこないます。
レクチャーの中では、質問の聞き返しを含めた会話を実際に作成していただき、精度検証としてサンプル質問文にてテストしていただく工程も多いのですが。。
関西方面でのレクチャーをおこなう時、関東生まれ・関東育ちの私としては、非常に興味深い事象に度々立ち合います。
「サンプル質問文でテストする」→「関西弁でもテストする」→「関西弁の他の言い回しでもテストする」
これまでの、関西方面導入企業様にて100%で上記の事象が発生しています。
関西弁への愛着や、他の聞き方で正答するかどうかの探求心、という意味で感心させられたのと同様に、ユーザにとっての使い勝手としては欠かせない、気軽に利用するチャットボットならではの必須チェック項目、なのだと納得しました。
関西弁のみならず、他の地域の方も、親しみやすい地域特有の言葉でテストしてみて、もし回答できない場合はちゃんと応えられるようにしたいですよね。
ということで、(関西弁の会話やテスト文を準備するかどうかは未定ですが)また次回のWatsonレクチャーが楽しみです!