こんにちは。Cogmoチームでセールス&マーケティングを担当している杉山です。
「チャットボット」という言葉はよく目にするけれど、実際、チャットボットってどういうものなのか、どんな種類があるのかわからない方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は、「いまさら聞けないチャットボットの初歩的なこと」について書いていきたいと思います。
そもそもチャットボットって造語だとご存知でしたか?
チャットボットは、「chat」と「bot」を組み合わせて出来た造語で、直訳すると「おしゃべりロボット」となります。
チャットボットにも種類があり大きく分けると非AI型とAI型の2つに分類されます。
直訳すると「おしゃべりロボット」と訳されるので、私は、チャットボット=AI(人工知能)が搭載されていると思っていました。ところが、非AI型があるというので驚きでした。
そこで、自分なりに調べて非AI型とAI型の違いをまとめてみました。
非AI型は、ユーザーの選んだ質問の選択肢に応じて、あらかじめ決められた回答を返し、「ルールベース型」や「シナリオ型」と呼ばれています。
非AI型の特徴は、単純な質問を回答し安価でチャットボットを導入できることです。
AIを搭載しているチャットボットは、自然言語処理能力にたけているので、ユーザーの表記ゆれや意図を読み取り、適切な回答を返すことができ、ボタンではない自由質問が可能です。AI型の特徴は、難しい質問も理解することができ、ユーザーの知りたい情報を正確にかつ幅広く回答することができます。
下記の記事ではより詳細に図を用いてご紹介をしておりますので、よろしければご参考にしてください。
チャットボットのカオスマップがカオスなのでちゃんと説明してみる Part.1
文面で非AI型とAI型を紹介しましたが、わかりづらいですよね。
私も配属されてすぐの時は違いがよくわかりませんでした。理解する為に、実際にチャットボットを動かしてみると良いと教わったので、チャットボットを販売している会社のウェブページのチャットボットを動かしてみました。
実際に動かしてみると、非AI型はボタン式で、よく聞かれる質問が最初に出ていて、その中に知りたい情報があれば便利でした。ただ、ボタンに掲載されていない情報を見つけるのに時間がかかってしまうことや、入力エリアがあるチャットボットだと、ボタンにない質問をすると回答を返してくれませんでした。本当に知りたい情報がよくある質問ではない時は使いづらいと感じました。
AI型でも、よく聞かれる質問はボタン式になっていて、非AI型同様にスムーズに回答を返してくれました。ボタンに書いていないことを質問しても的確な情報を返してくれ、ひらがな入力や疑問形、話し言葉で入力しても、的確な回答を返してくれました。色々なことを答えてくれるので、ユーザー満足度は、AI型の方が、高いと感じましたが、その分、費用が高く、構築に手間がかかってしまうのだろなと思いました。でも実際には、そこまで、高くもなく、手間もかからず費用対効果は良いのでは、と今は思っています。
非AI型もAI型もそれぞれメリットデメリットがあり、チャットボットを販売している会社も複数あるので、実際に動かしてみながら探す方が良いと思います。是非たくさん動かして検討してください。
また弊社のCogmo AttendはAI型のチャットボットです。AI型チャットボットに興味のある方は、動きを確認してみてください。もし、答えられないものがあれば、1~2週間後に再度試して下さい。学習で賢くなっているかもしれませんよ。(CogmoAttend公式サイト)
今回は以上になります。
少しでもチャットボットの知識に興味を持って頂けましたら幸いです。