Cogmoシリーズ ニュース

AIチャットボット『Cogmo Attend』と『Elasticsearch』が連携

作成者: 広報担当|Jul 18, 2021 3:00:00 PM

2021年7月19日
株式会社アイアクト


 株式会社アイアクト(東京都中央区、代表取締役 笠井 隆義、以下「アイアクト」)は、シンプルな自動応答からDXにおける高度でイノベーティブな応答に利用できるAIチャットボット「Cogmo Attend(コグモ・アテンド)」と、Elasticsearch株式会社(日本法人、東京都中央区、以下「Elastic社」)の提供する、リアルタイム検索・分析エンジン「Elasticsearch」との連携を、本日2021年7月19日より開始したことをお知らせいたします。
 本連携により、ユーザがWebサイトや社内ポータル/イントラサイト等でチャットボットを介して会話しながら、OneDrive、GoogleDrive、boxなどのクラウドストレージにあるファイルの検索結果をチャットボットの画面に提示することが可能になります。

●社会的課題の背景と本連携の位置づけ

 

 業務のデジタル化が加速する中、また、情報システム部門でのトータルコストメリットの観点から企業のファイル管理はオンプレミスでの管理からクラウドストレージでの管理に移行しています。特に、2020年からの社会情勢配下では、セキュアな環境を維持しつつ、どこからでも情報にアクセスできるクラウドストレージを選択する企業は増えています。
 一方、クラウドストレージは、例えば、共同作業したいファイルのURLをビジネスチャットで共有するなど、進行中のプロジェクトや業務においてのファイル共有や協業作業には向いていますが、過去のファイルを探し出すということにおいては、オンプレミスでのファイルサーバと比べて探しにくいという課題がありました。企業内や部署内の制度やルールなどを記載したマニュアル等の情報へのアクセスが減ることで、バックオフィスや上長等への問合せが増える傾向にあります。
 そこで、アイアクトは、クラウドストレージの検索、複数のクラウドストレージの横断検索で実績のあるElastic社の「Elasticsearch」と、AIチャットボットの「Cogmo Attend」との連携を開始します。AIチャットボットの「Cogmo Attend」でユーザのよくある質問にAIが自動応答しながら、回答の補助として、あるいは、ユーザが調べたい文章を入力するとクラウドストレージの「Elasticsearch」による検索結果を提示し、ユーザにチャットボットというひとつの窓口で、FAQの自動応答とファイル検索を提供することでストレス軽減や満足度向上、自己解決数の向上を目指します。

(画面参考)チャットボットの画面内でファイル検索結果を提供。検索対象は「Elasticsearch」が対応しているGoogleDrive、OneDrive、boxなどさまざまなクラウドストレージを対象に出来ます。

 

 

●連携によるメリット

1. 情報を探す窓口をひとつにできユーザの利便性向上、自己解決を促進、ストレス軽減
ユーザはAIチャットボット「Cogmo Attend」を立ち上げ、困っていること・知りたいことを入力するだけで、FAQ回答やファイル検索の結果をひとつの画面で得ることが出来ます。情報を探しに行く手間をなくすことで利便性を向上し、FAQだけではなくマニュアルなどの情報を検索で提示することで、自己解決を促進し、結果、ユーザや問い合わせ対応部門のストレスの軽減が期待できます。

2. 検索結果内容の向上
AIチャットボット「Cogmo Attend」が、類義語や関連する用語を補完などすることで、検索システム単独で利用するより検索結果をよりユーザが求めている内容に向上します。
 
 Cogmo製品シリーズでは、「オンプレミスサーバ」を対象にした検索ソリューション、マニュアルなどの「最適な1ページを検索」するソリューションに加え、本連携にて検索対象をクラウドストレージに拡大することで、DX時代の検索についての企業課題に幅広く応えられるようになりました。
 アイアクトは、今後もCogmo製品シリーズを充実させることで、企業のAI利活用の促進、生産性の向上などに貢献して参ります。

 

■ 「Cogmo Attend(コグモ・アテンド)」について<https://www.iact.co.jp/products/cogmo_attend.html
 AIを搭載しつつ、ノンプログラミングで会話の作成が可能、複雑な分岐条件のある質問にも回答できる対話型AIチャットボットです。標準のインタフェイス(Web・スマートフォン)のほかLINEやTeamsなどでも利用できます。システム連携を得意とし、ファイル検索や業務自動処理・RPAなどと連携し、社内DX推進スタートのツールとしても最適、本導入でもご評価をいただいております。チャットボット導入から運用まで、専任担当者がご支援し、導入担当者の負担なく社内活用や、マーケティングに活かすことができる一歩先を行くAIチャットボットです。


■株式会社アイアクト<https://www.iact.co.jp/index.html
 Web制作25年。顧客課題やニーズに応えた提案・コンサルティングと確かなプロジェクトマネジメントを強みに、大規模Webサイトの構築・運営を得意としております。 加えて、IBM Watson 5年以上の経験をベースに、AIチャットボット・AI検索のプロダクト開発、サービス提供を行っており、既存のWeb制作を進化させる価値提供を行っています。

 

【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社アイアクト 広報担当
E-Mail: pr[@]iact.co.jp
*上記アドレスの[@]から [ ](カッコ)を除いて、@を半角にして送信ください。